【簡単】電気代をクレジットカードで毎月支払う方法!メリットや注意点を解説

投稿日:2024/09/30

更新日:2024/09/30

でんきの豆知識

かつて電気代は口座振替や銀行振込などが主流でしたが、近年は多くの電力会社がクレジットカード払いに対応しています。電気代をクレジットカード払いにすると、他の方法で支払うよりもたくさんのメリットがある一方、いくつか注意しなければならない点もあるので、支払い方法を変更する場合は気を付けましょう。

本記事では電気代をクレジットカード払いにするメリットと注意点、支払い方法を変更する手順などについて解説します。

  • 電気代をクレジットカード払いにするとポイント付与や家計管理が楽になるなど複数のメリットがある
  • 少額利用の場合は口座振替割引の方がお得になることもあるので注意
  • 支払い方法の変更はオンライン上で行うと便利
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この記事を書いた人

野中 康平
野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

お得で手間なし!クレジットカードで電気代を支払うメリット

お得で手間なし!クレジットカードで電気代を支払うメリット

毎月の電気代をクレジットカード払いにすると、以下のようなメリットがあります。

クレジットカードのポイントが貯まる

口座振替や銀行振込の場合、いくら支払っても特別なメリットはありません。一方、クレジットカードには独自のポイントプログラムが適用されるため、支払額に応じて一定のポイントが付与されます。

ポイントの使い道はカード会社によって異なりますが、例えば1ポイント=1円としてショッピングや公共料金の支払いに利用したり、商品や金券に交換したりすることができます。支払いに利用した場合、ポイントによる実質的なキャッシュバックを受けられるため、他の方法で電気代を支払うよりもお得です。

支払いの手間・移動時間を省ける

電気料金払込用紙を使って支払いを行う場合、いちいち金融機関やコンビニなどに出向かなければならないため、手間と時間が掛かってしまいます。しかし、クレジットカード払いなら毎月の支払日に自動で決済が行われるため、いちいち窓口まで支払いに行く必要はありません。

仕事や家事、育児、介護などで忙しく、なかなか時間が取れない方でも手軽に電気代を支払えるのもクレジットカードの利点です。

支払い忘れを防げる

電気料金払込用紙で支払う場合、手動で決済手続きをしなければならないので、ついうっかり支払いを忘れてしまう可能性があります。未納のまま電気代の支払期限を過ぎてしまうと、支払期限の翌日から実際に支払った日までの日数に応じて延滞利息を支払わなければなりません。

延滞利息は日数に応じて発生するため、支払いが遅れるほど負担も大きくなってしまいます。また、払い忘れが長期に及ぶと、電気が止められてしまう可能性もあります。

クレジットカード払いで自動決済すれば、払い忘れによって生じる余計な費用を抑え、被るリスクも未然に回避することができるでしょう。

支払いがまとまって便利

公共料金やショッピング料金などの支払期限や振替日は、電力会社や買い物をしたタイミングなどによってさまざまです。

例えば電気代の支払日が毎月27日で、水道代の支払日が毎月15日だった場合、通帳に支払い履歴が記録されるタイミングがバラバラなので、家計管理に手間が掛かってしまいます。

クレジットカード払いにすれば、カードそのものの支払日にまとめて決済されるため、電気代を含む複数の支払いを一元管理することができます。

クレジットカードの利用実績ができる

クレジットカードは、作成したばかりの頃は利用限度額が低く設定されていますが、利用実績が積み重なっていくと、利用限度額の引き上げが可能になり、用途の幅が広がります。

また、カード会社によっては利用実績が一定以上溜まるとワンランク上のステータスのカードを発行するインビテーション(招待)が届き、特典や付帯サービスが豪華になったり、ポイント還元率が高くなったりするメリットがあります。

利用実績は、遅延・延滞などの事故を起こさずに支払いを続けることで溜まっていくので、電気代をクレジットカード払いにすれば実績の獲得に役立つでしょう。

クレジットカード払いに変更しようと悩んでいる際に把握しておきたい5つのポイント

クレジットカード払いに変更しようと悩んでいる際に把握しておきたい5つのポイント

電気代をクレジットカード払いにすると多くのメリットを期待できますが、一方で以下の5点に気を付ける必要があります。

  • 現在契約している電力会社がクレジットカード払いに対応していない可能性がある
  • 限度額を超える支払いはできない
  • 口座振替割引が適用されない
  • 支払いに使えるクレジットカードが制限されている場合がある
  • 切り替え完了まで払込用紙での支払いになる

現在契約している電力会社がクレジットカード払いに対応していない可能性がある

電気代の支払い方法は契約している電力会社によって異なるため、クレジットカード払いに対応しているところもあれば、未対応のところもあります。未対応の会社と契約している場合、他の支払い方法を選ばざるを得ません。

どうしても電気代をクレジットカード払いにしたい場合は、対応している電力会社への乗り換えを検討しましょう。

限度額を超える支払いはできない

クレジットカードにはあらかじめ支払限度額が設定されており、限度額を超える支払いはできません。。電気代のみで限度額を超えることは一般的ではありませんが、その他の公共料金やショッピング料金の支払いもまとめている場合、限度額を超えてしまう可能性があります。

例えば支払限度額が30万円で、既に29万円の支払いを行っていると、1万円を超える電気代の支払いはできません。この場合、決済不可となって延滞料金が発生してしまう他、電力会社から送付されてくる電気料金払込用紙を使っての支払いを余儀なくされてしまいます。

そのため、電気代をクレジットカード払いにする際は、限度額のチェックと支払い管理に注意する必要があります。

口座振替割引が適用されない

電力会社のなかには、口座振替を行うことで一定の割引を受けられるサービスを導入しているところもありますが、クレジットカード払いに切り替えればサービス外となるので、割引は無効となります。
そのぶんポイントは付与されるようになりますが、口座振替割引とどちらがお得かは比較してみないと分からないので、支払い方法を変更する際は事前に確認しておきましょう。

支払いに使えるクレジットカードが制限されている場合がある

クレジットカードには複数の種類(ブランド)がありますが、どのブランドの支払いに対応しているかは電力会社によって異なります。ほとんどの場合、VISAやJCB、MasterCardなどの有名ブランドであれば対応していますが、その他のブランドは対応不可というところもあるのであらかじめ注意が必要です。

また、デビットカードやプリペイドカードなどは利用できないケースが多いことにも注意しましょう。

切り替え完了まで払込用紙での支払いになる

支払い方法の変更は所定の手続きを通して行われますが、切り替え完了までには一カ月程度の時間が必要です。電力会社では料金の二重払いのリスクを防ぐため、先に口座振替を停止してから切り替えを行うため、切り替え完了までは払込用紙での支払いになる場合があります。

たいていは1~2回程度の対応で済みますが、切り替え手続きに不備があると手動での支払い回数が増える可能性もあります。

電気代をクレジットカード払いに変更する方法

電気代をクレジットカード払いに変更する方法

電気代をクレジットカード払いに変更する場合は、所定の手続きを行う必要があります。支払い変更手続きは電力会社ごとに異なりますが、一般的には、オンライン上で手続きする方法と、郵送で手続きする方法の2パターンです。

ここではそれぞれの変更手続きについて解説します。

電力会社のホームページ上で手続きする方法

契約している電力会社のホームページ上で申し込み手続きを済ませる方法です。最初から最後までインターネット上で手続きするため、書類に必要事項を手書きしたり、ポストに投函したりする手間を省けるところが利点です。

また、インターネットでの手続きは24時間365日いつでも行えるので、好きなタイミングで申し込めるのも利点と言えるでしょう。

具体的な支払い方法の変更手続きは以下のとおりです。

  • 1.電力会社のホームページにアクセスする
  • 2.支払い方法変更のページにアクセスする
  • 3.必要事項を入力して変更を申し込む

2の支払い方法変更のページは、マイページなどからアクセスすることが可能です。マイページにアクセスするには、あらかじめ利用登録を行った上で、アカウントとパスワードを使ってログインする必要があります。

テラセル電気TOPページ

テラセル電気マイページ

3では、支払いに使用するカードの情報(カード番号や名義、有効期限など)を入力します。

郵送で手続きする方法

インターネット上からの申し込みに対応していない場合や、インターネットを使える環境にない場合は、郵送で手続きすることもできます。手続きに必要な書類は電力会社から送付される上、返送用封筒が同封されているので手数料などは掛かりませんが、書類のやり取りに日数が掛かってしまうぶん、先に紹介したオンラインでの手続きに比べるとやや時間が掛かります。

そのため、基本的にはオンライン上での手続きを優先し、やむを得ない事情がある場合のみ郵送手続きを行った方がよいでしょう。

郵送で手続きする方法は以下のとおりです。

  • 1.電力会社のホームページまたは電話で書類を請求する
  • 2.送付された書類に必要事項を記載して返送する
  • 3.変更手続き完了の通知を受け取る

1はインターネット環境がない場合、カスタマーセンターに電話で連絡して手続きに必要な書類を取り寄せるのが一般的です。ただ、電力会社のなかにはWEBチャットで書類請求を行えるところもあります。

2では電力会社から送付されてきた書類に、電気代支払いに使用するカードの情報を記載します。
多くの場合、返送用の封筒が同封されているので、作成した書類を封入してポストに投函すればOKです。

書類に不備がなければ、しばらく経った後に支払い方法変更手続きが完了した旨を報せる通知が郵送されてきます。

電気代の支払いに利用するクレジットカードを選ぶ際の3つのポイント

クレジットカードのサービスや特典はカードごとに異なるので、お得度や利便性をより高めるには、支払いに使用するカードの選定にも配慮する必要があります。

ここでは電気代の支払いに利用するカードの選び方のポイントを3つご紹介します。

ポイント還元率

ポイントは利用額×ポイント還元率で計算されるので、還元率が高いカードを選べばそれだけポイント付与数が多くなります。ただ、カードによっては公共料金の支払いに限り、還元率が低下する仕組みになっているものもあります。

そのため、カードを選ぶときは利用規約を今一度確認し、電気代の支払いによって還元率が下がらないかどうか確認しておきましょう。

ポイントの利便性

付与されたポイントの使い道は、ポイントの種類によって異なります。せっかくポイントを貯めても、有効に使えなければ宝の持ち腐れになってしまうので、いつも使っているお店やサービスで使えるポイントかどうか、きちんとチェックしておきましょう。

例えば楽天カードなら、家電や日用品、グルメなど幅広いショッピングに利用できる楽天市場などで1ポイント=1円で利用できるので非常に利便性が高く、ポイントを付与される恩恵が大きくなります。

年会費

クレジットカードのなかには年会費が発生するものと、そうでないものの2種類があります。コストを抑えたいのなら年会費無料のものがおすすめですが、有料のカードの方がポイント還元率が高い場合がほとんどです。

もともと他の用途で有料のカードを利用している場合は問題ありませんが、電気代の支払いのために新たにカードを作る場合は、付与されるポイントの数と年会費を比較し、お得かどうか確認してから作成することをおすすめします。

世帯人数別の電気代の平均は?

電気代を口座振替にするか、クレジットカード払いにするかを選ぶ際に焦点となるのが月々の電気代です。月々の電気代の目安を把握しておけば、支払いに使用するカードのポイント還元率から実際のポイント付与数を割り出し、口座割引額と比較することができます。

月々の電気代の平均は世帯人数や生活スタイル、プランなどによって異なりますが、おおむね以下のようになっています。

  • 1人世帯:6,726円
  • 2人世帯:10,940円
  • 3人世帯:12,811円
  • 4人世帯:13,532円

もちろん上記の数値はあくまで目安ですが、結婚や出産、同居にともなって今後世帯人数が増えるという場合は参考値として活用してみましょう。

なお、世帯別の電気代平均について、詳しくは「世帯別・季節別・地域別の電気代平均は?節約チェックポイントもご紹介」も参考にしてください。

電気代以外の公共料金もクレジットカード払いができる?

クレジットカード払いが可能な公共料金は電気代だけでなく、水道代やガス代なども対応しています。

ただ、電気の場合と同じく、契約している会社によっては対応していない場合もあるので事前に確認が必要です。

まとめ

電気代をクレジットカード払いにすると、ポイントが付与される、支払いの手間が省ける、家計管理が楽になるなど複数のメリットがあります。一方で、カードを使えない電力会社があることや、限度額を超える支払いができないなどの注意点もあるので、デメリットも理解した上で支払い方法を変更しましょう。

また、電力会社によって支払いに利用できるカードの種類も異なるので要注意です。

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