お風呂ガス代を徹底節約!4人家族の平均費用とタイプ別節約術を公開

投稿日:2025/03/26

更新日:2025/03/28

ガスの情報館

家族みんなで入るお風呂は温かいけど、ガス代も気になる…

光熱費は、家計の中で大きな割合を占めます。特に、毎日の生活に欠かせないお風呂のガス代は、多くのご家庭で悩みの種となっています。

本記事では、4人家族の平均的なお風呂ガス代から、ガス種別・季節別の料金比較、今日からできる節約術まで徹底解説します!

光熱費を賢く抑えて、家族みんなで快適バスタイムを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

野中 康平
野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

4人家族のお風呂ガス代、平均はいくら?実態を徹底解剖

4人家族のお風呂ガス代、平均はいくら?実態を徹底解剖

4人家族のお風呂のガス代は、想像以上に家計を圧迫しているかもしれません。1回の入浴で400円を超えることも珍しくありません。シャワーと浴槽の使用比較、季節による変動など、ガス代に影響を与える要因は多岐にわたります。

ここでは、具体的な数字を交えながら、4人家族のお風呂ガス代の実態を詳しく見ていきましょう。まず、1回あたりのガス代から、シャワーと浴槽の費用比較、そして季節ごとの変動について解説します。

お風呂1回あたりのガス代は400円超

4人家族の平均的なお風呂1回あたりのガス代は、400円を超える場合があります。これは、浴槽の容量や使用するお湯の量、そして水温によって変動します。一般的な200Lの浴槽に15℃の水を42℃まで温めると、都市ガスで約82円、プロパンガスで約120円かかります。さらに、4人が順番に入浴すると、追い焚きや足し湯が必要になり、ガス代はさらに上昇します。

シャワーの使用も侮れません。
1分あたり約12Lのお湯を使用するため、20分間のシャワーで都市ガス約100円、プロパンガス約200円のガス代が必要です。4人家族で1人15分のシャワーを使用すると、1回の入浴で400円を超えることも少なくありません。

ガス代を抑えるには、お湯の保温や使用時間の管理が重要です。浴槽のフタを閉めたり、保温グッズを活用したりすることで、追い焚きの回数を減らせます。また、シャワーは必要な時だけ使用し、時間を短縮することで大きな節約効果が期待できます。

※上昇温度27℃(15℃の水を42℃のお湯に沸かす)、熱効率80%、都市ガスの標準熱量10,750kcal、プロパンガスの標準熱量24,000kcal、都市ガスの単位料金130.46円(1か月のガス使用量が一般的なご家庭の平均的なガス使用量30㎥の場合)、プロパンガスの単位料金は500円(基本料金は別途)

シャワーとお風呂の費用比較

4人家族のシャワーとお風呂使用時のガス代を比較してみましょう。シャワーは1分間で約12Lのお湯を使用し、20分間の使用で都市ガス約100円、プロパンガス約200円のガス代がかかります。一方、200Lの浴槽にお湯を張る場合、都市ガスで約82円、プロパンガスで約166円です。

この比較から、都市ガスの場合シャワー時間が17分を超えると、浴槽にお湯を張るよりもガス代が高くなることがわかります。つまり、短時間のシャワー利用ならシャワーのほうが経済的ですが、長時間になるとお風呂のほうがお得になるのです。しかし、家族全員がシャワーを使用する場合、総使用時間が長くなりがちです。例えば、4人家族で各15分ずつシャワーを使用すると、合計60分となり、ガス代は大幅に上昇します。

一方、お風呂を共有すれば、追い焚きの回数を減らすことができ、結果的に節約につながる可能性があります。家族の入浴習慣や好みに合わせて、シャワーとお風呂を上手に使い分けることが、ガス代節約の鍵となりそうです。

入浴方法 都市ガス プロパンガス
シャワー20分 約100円 約200円
浴槽200L 約82円 約166円

※上昇温度27℃(15℃の水を42℃のお湯に沸かす)、熱効率80%、都市ガスの標準熱量10,750kcal、プロパンガスの標準熱量24,000kcal、都市ガスの単位料金130.46円(1か月のガス使用量が一般的なご家庭の平均的なガス使用量30㎥の場合)、プロパンガスの単位料金は500円(基本料金は別途)
※湯量(L) × 上昇温度(℃) ÷ ( ガス給湯器の熱効率(%) × ガスの発熱量(kcal) ) × ガス単価(円/m3)

季節別のお風呂ガス代の変動

お風呂のガス代は、季節によって大きく変動します。 総務省の統計によると、1人暮らしの場合、夏のガス代は平均約2,000円であるのに対し、冬は平均約4,000円と約2倍に跳ね上がります。4人家族ではこの差がさらに顕著になり、冬季のガス代は夏季の2.5倍以上になることもあります。

この変動の主な要因は2つあります。1つは水温の低下です。 東京都水道局のデータによると、1月の平均水温は約8.9℃、7月は約28.3℃と、約20℃もの差があります。水温が低いほどお湯を沸かすのに多くのガスが必要となります。

2つ目は暖房機器の使用増加です。冬はガス温水式床暖房やガスファンヒーターなどの使用頻度が高まり、ガス消費量が増加します。これらの要因により、4人家族の冬のお風呂ガス代は、夏に比べて月額5,000円以上増加することも珍しくありません。

ガスの種類と料金の関係

お風呂のガス代は、使用するガスの種類や地域、給湯器の効率によって大きく変わります。

ここでは、都市ガスとプロパンガスの料金差、地域別のガス料金の違い、そして給湯器の種類がガス代に与える影響について詳しく解説します。

都市ガスとプロパンガスの料金差

都市ガスとプロパンガスの料金差

都市ガスとプロパンガスの料金を比較すると、一般的にプロパンガスのほうが約2倍高くなります。この差が生じる主な理由は、供給システムの違いによるコスト構造にあります。都市ガスは導管を通じて供給されるため、初期投資は大きいものの、ランニングコストを抑えられます。

一方、プロパンガスはボンベでの供給となり、人件費や配送コストが大きな割合を占めます。また、プロパンガスは自由料金制で、販売店間の価格競争が十分に機能していない面もあります。

しかし、プロパンガスの料金は販売店によって大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することが重要です。地域によっては、都市ガスのほうが高くなるケースもあるため、自宅の立地や使用量に応じて最適なガスを選択することが、家計の節約につながります。

ガスの種類 特徴 料金傾向
都市ガス 導管供給、安定供給 比較的安価
プロパンガス ボンベ供給、地域格差あり 都市ガスの2倍程度

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/kihon_seisaku/gas_system/pdf/024_11_00.pdf

地域別のガス料金の違い

地域によってガス料金には大きな差があります。北海道・東北地方は、全国平均より高めです。関東・甲信越地方は、全国平均より安価です。

中部地方は地域によってばらつきがあり、近畿地方も同様です。中国地方は全体的に高めです。四国地方は全国平均より安い傾向にあります。九州・沖縄地方は地域差が顕著です。

北海道・東北
地方 特徴
全国平均より高め
関東・甲信越 全国平均より安価
中部・近畿 地域によってばらつきあり
中国・四国 中国は高め、四国は安め
九州・沖縄 地域差が顕著

これらの地域差は、各地のガス会社の供給体制や需要の違いによって生じています。例えば、人口密度の高い都市部では、効率的な供給が可能なため料金が抑えられる傾向にあります。一方、地方では輸送コストなどが高くなりがちです。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000010112

給湯器の種類とガス代の関係

給湯器の種類は、ガス代に大きな影響を与えます。

給湯器の種類とガス代の関係

従来型の給湯器は、排熱をそのまま放出するため効率が悪く、ガス代が高くなりがちです。

一方、省エネタイプの給湯器(エコジョーズなど)は、排熱を再利用して水を温めるため、エネルギー効率が高くガス代を抑えられます。エコジョーズは、省エネタイプのため、従来型と比べてガス代削減効果があります。

また、ヒートポンプ式給湯器(エコキュート)は、空気中の熱を利用するため、さらに省エネ効果が高くなります。初期投資は必要ですが、長期的には大きな節約につながります。

給湯器の種類 特徴 ガス代への影響
従来型 排熱をそのまま放出 高め
エコジョーズ 排熱を再利用 約13%削減
エコキュート 空気中の熱を利用 大幅に削減

お風呂のガス代節約術

お風呂のガス代を効果的に節約する方法をご紹介します。

お風呂のガス代4つの節約術

追い焚きの削減や入浴時間の調整、保温グッズの活用など、日々の工夫で大きな節約効果が期待できます。

また、長期的な視点での設備投資も検討する価値があります。これらの方法を組み合わせることで、4人家族の年間ガス代を数万円単位で削減できる可能性があります。

追い焚き回数の削減テクニック

追い焚きは便利ですが、ガス代を大きく押し上げる要因になります。1回の追い焚きで約65円のガス代がかかるため、頻繁に行うと月々の出費が膨らみます。家族全員が続けて入浴するのも効果的です。特に冬場は湯温が下がりやすいので、この方法で追い焚きを1回〜2回減らせば、月に約2,000円〜約4,000円の節約になります。

さらに、浴槽の保温性を高めることも大切です。お風呂のフタやアルミシートを使用すれば、お湯が冷めにくくなります。これらの方法を組み合わせることで、快適さを維持しながらガス代を効果的に節約できるでしょう。

※ガス料金単価:156.29 円/m3、20℃の水を40℃に追い焚きする場合

入浴時間とガス代の相関関係

入浴時間とガス代の関係は、多くのご家庭で見過ごされがちですが、実は大きな節約のポイントとなります。 シャワーの使用時間を1分短縮するだけで、年間約2,070円の節約になります。これは、4人家族で計算すると、年間8,280円もの節約効果があることを意味します。

さらに、入浴時間を家族でそろえることで、追い焚きの回数を減らすことができます。 追い焚きを1日1回減らすだけで、年間約6,190円の節約効果があります。これは、4人家族の場合、月に約500円以上のガス代削減につながります。これらの方法を組み合わせることで、快適さを損なうことなく、効果的にガス代を節約できます。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/bathtoilet/index.html#1

保温グッズを活用した節約法

保温グッズの活用も、お風呂のガス代節約に大きな効果をもたらします。特におすすめなのが、アルミお風呂シートです。浴槽の形に合わせてカットし、湯面に浮かべるだけで、お湯が冷めるスピードを抑えられます。

もう1つの効果的なアイテムが、風呂湯保温器です。電子レンジで温めて使用するこの器具は、長時間の保温効果が特徴です。一度の加熱で4時間〜6時間もの保温効果が期待できます。

これらのグッズを併用することで、さらなる保温効果が見込めます。例えば、アルミシートと保温器を使用することで、 追い焚きの回数を半分以下に減らせたご家庭もあります。

長期的な設備投資と節約効果

お風呂のガス代を長期的に節約するには、高効率給湯器への投資が効果的です。例えば、 ハイブリッド給湯機は、年間約7万円のランニングコスト削減を実現します。初期費用は高いものの、年間の光熱費は都市ガス使用時で約4.4万円、LPガス使用時で約5.6万円と、従来型と比べて25〜40%の削減が可能です。

さらに、給湯器の導入には最大15万円の補助金が利用できる場合があります 。これらを活用すれば、およそ5年〜7年で初期投資を回収できるでしょう。

お得な電気料金プランの活用

お風呂のガス代節約に加えて、電気料金プランの見直しも家計の節約に大きく貢献します。ここでは、新電力サービスの活用方法と、ガス・電気のトータルコスト削減術について詳しく解説します。

特に、TERASELでんきの特徴やメリット、そして電気とガスの使用バランスを最適化する方法に焦点を当てて、具体的な節約方法をご紹介します。

TERASELでんきの特徴とメリット

TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループである株式会社エネクスライフサービスが提供する、家庭⽤・業務⽤の低圧電⼒サービスです。お客さまの電気の使い方にあわせて選べる4つのプラン、電気料金に応じて貯まる楽天ポイント、申込時に6つの特典から好きなものを選べる特典が魅力です。

東京電力エリアの場合、月に250kWh使用する場合で年間約3,360円の節約効果が見込めます (※)。楽天ポイントが毎月貯まる点も大きなメリットで、貯まったポイントはさまざまなサービスで利用可能です。新規契約時には、楽天ポイントやPayPayポイント、Amazonギフトカードなど、好みの特典を選べます。

TERASELでんきは、WEBで簡単に申し込めるのも特徴です。他社からの切り替えも原則解約手続き不要で、申し込むだけで自動的に切り替わります。ガス代の節約と併せて、電気料金も見直すことで、さらなる家計の節約につながるでしょう。

※東京電力エナジーパートナーの従量電灯B 40AとTERASEL東京Bで試算しています
※燃料費調整額及び再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれておりません
※詳細はこちら(TERASELプラン | TERASELでんき)

特徴 メリット
4つの料金プラン ライフスタイルに合わせて選択可能
選べる6つの特典 楽天ポイントやPayPayポイント、Amazonギフトカードなどからお好きな特典を選べる
楽天ポイント 毎月の電気料金に応じて 支払いでポイントが貯まる※
WEB完結の簡単申し込み 手続きが簡単で便利
安定供給 伊藤忠エネクスグループの調達力

ガス代と電気料金のトータルコスト削減術

ガス代と電気料金を総合的に削減するには、両者のバランスを最適化することが重要です。まず、お風呂の使い方を見直しましょう。追い焚きの回数を減らし、保温グッズを活用することで、ガス代を抑えられます。同時に、高効率の給湯器に切り替えることで、長期的な節約効果が期待できます。

電気料金については、TERASELでんきのような電気のサービスを利用すると、節約につながる可能性があります。特に使用量の多いご家庭(月500kWh程度・超TERASELプラン)では、年間1万円以上の節約が可能です(※)。さらに、省エネ電化製品への買い替えや、こまめな消灯など、日々の習慣を見直すことで、電気料金をさらに抑えることができます。

また、季節に応じた対策も効果的です。冬は暖房効率を上げるため、窓の断熱対策を行い、夏はエアコンの設定温度を適切に管理します。

※東京電力エナジーパートナーの従量電灯B 40AとTERASEL東京Bで試算しています
※燃料費調整額及び再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれておりません
※詳細はこちら(TERASELプラン | TERASELでんき)

まとめ

お風呂のガス代は家族構成や使用頻度によって大きく変わります。また、都市ガスとプロパンガスでは料金体系が異なるため、お住まいの地域に応じた対策が必要です。

節約のコツとしては、追い焚きを控えめにしたり、保温グッズを活用したりするのが効果的です。また、電気料金プランの見直しも併せて行うことで、さらなる家計の節約につながります。

ガス代が気になる場合、「TERASELガス」はいかがでしょうか。TERASELガスは、株式会社エネクスライフサービスが提供する都市ガスサービスで、東京ガス供給エリアにお住いの場合は、「TERASELガス」とライフスタイルにあわせて4つのプランが選べる「TERASELでんき」をあわせて契約すると、光熱費がお得になる可能性があります。また、TERASELでんきとセットで契約すると、毎月の電気料金に応じて楽天ポイントがもらえてお得です。

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