ガス代を節約する25の方法! ガス代が高くなる理由や料金の仕組みも解説

投稿日:2025/02/28

更新日:2025/02/28

ガスの情報館

ガス代は毎月の固定費なので、なるべく抑えたいと考えている方は多いでしょう。また使用量が変わっていないのに、ガス代が値上がりして困っているという方もいるかもしれません。

そこで本記事では、ガス代が高くなる理由や料金が決まる仕組みを解説した上で、ガス代の節約方法を25個ご紹介します。毎日できる節約術から中長期的な解決策までご紹介するので、毎月のガス代を少しでも安くしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事の内容は2025年2月時点の情報です

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この記事を書いた人

野中 康平
野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

ガス代の平均金額はいくら?

2023年度の1カ月当たりのガス代の平均金額は4,527円でした。世帯人員別では、以下の金額となっています。

【世帯人員別】2023年度 ガス代平均金額

世帯人員 ガス代平均金額(/月)
1人 3,359円
2人 4,971円
3人 5,591円
4人 5,284円
5人 5,131円
6人以上 5,469円
平均 4,527円

1人暮らしから2人暮らしになるとガス代は約1.5倍上がりますが、3~6人以上の世帯でも約1.5~1.7倍と、あまり変わりません。ライフスタイルによるため一概にはいえませんが、例えば4人家族で順番に間を空けずにお風呂に入った場合、湯船のお湯は一杯で済みます。そのため、人数が増えてもガス代が膨れ上がるというわけではないのでしょう。

※参考:総務省.「家計調査 家計収支編(2023年度 第4表 世帯人員・世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出)」.https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20230&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330019&tclass3=000000330020&result_back=1&tclass4val=0 ,(2025-02-03).

ガス代が高くなるのはなぜ?

ガス代が高くなる主な原因として、主に「ガスの使用時間・頻度が増えた」「ガス代のうち原料費調整額が値上がりした」の2点が挙げられます。それぞれの詳細について解説します。

ガスを使う時間・頻度が増えている

ガスを使う時間や頻度が増えると、ガス代も上がります。ガス代は季節によって変化し、特に冬場はガスを多く使うので料金が上がりがちです。例えばお風呂を毎日シャワーのみで軽く済ませていた人が、冬場になって湯船にお湯をためて入るようになれば、ガス代は自ずと上がります。

また家族のライフスタイルが変わり、入浴する時間や食事をする時間が1人だけずれると、お風呂の追いだき機能や食事の温め直しにガスを使うようになることもあるでしょう。結果として、ガス代が上がってしまいます。

原料費調整額が上がっている

ガス代が高くなる理由として、原料費調整額の上昇も考えられます。日本ではガスの原料である液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)の調達をほとんど海外からの輸入に頼っており、原油価格や為替レートによって調達にかかる費用が変動します。

この金額の変動をガス代に反映させ、価格の公平性を保つために制定されたのが、原料費調整制度です。原料費調整額は、この制度に基づいてガス代を調整するための費用です。原料の調達コストが少なく済んだ場合は、ガス代から原料費調整額がマイナスされることもあります。

ガスの使用量が変わっていないのにガス代が上がった場合は、原油価格の上昇や円安による影響で、原料費調整額が値上がりしている可能性が考えられます。

ガス料金が決まる仕組みとは?

原料費調整額について知ったところで、ガスの料金が決まる仕組みも押さえておきましょう。

一般的に、ガス料金は以下のように基本料金と従量料金を合わせた金額が請求されます。

基本料金 + 従量料金(単位料金(基準単位料金(円/㎥) ± 原料費調整単価(円/㎥)) × 当月のガス使用量)

基本料金は、ガスの使用量ごとに金額が定められており、全く使用しなくても毎月発生します。従量料金は、当月のガスの使用量に応じて変動する料金です。基準単位料金から原料費調整単価を足し引きし、そこに当月のガス使用量を乗じます。

【場所別】ガス代を節約する方法

ここからはお風呂場・キッチン・リビングといった場所別に、ガス代の節約方法をご紹介します。

お風呂場の7つのガス代節約方法

お風呂場の7つのガス代節約方法

お風呂場では、次の7つの節約方法を試してみましょう。

  1. お湯張りの量を適量にする
  2. 給湯温度を適温に設定する
  3. 追いだき機能は使わない
  4. 住人同士で間隔を空けずに入浴する
  5. シャワーを浴びる時間を減らす
  6. 節水機能のあるシャワーヘッドに変える
  7. 給湯システムは小まめに切る

以下で詳しく解説します。

1.お湯張りの量を適量にする

湯船にためるお湯の量は適量になるように気を付けましょう。湯船に漬かったときにお湯があふれ出るくらいためていると、ガス代も水道代も無駄になってしまいます。給湯器のリモコンで湯量を調整できる場合は、湯船に漬かってもあふれない量に設定しましょう。

2.給湯温度を適温に設定する

給湯器のリモコンで設定してある温度が必要以上に高いと、ガス代も上がってしまいます。いつもお湯が熱過ぎて後から水を足している場合は、温度設定が高過ぎる可能性があるため、適温に調整しましょう。目安は、体温プラス2~3度にするとぬるま湯の体感になります。ぬるめのお湯に漬かる方がリラックス効果も得られるのでおすすめです。

3.追いだき機能は使わない

追いだき機能はなるべく使わないように心掛けましょう。冷たい水をお湯にするためには、かなりのエネルギーが必要です。ガス代もその分上がってしまうので、湯船にお湯をためたら冷める前に入浴しましょう。どうしてもすぐに入浴できない場合は、浴槽にふたをするとお湯が冷めにくくなります。

4.住人同士で間隔を空けずに入浴する

2人以上で住んでいる場合は、湯船にお湯を張ったら間隔を空けずに入りましょう。お湯が冷めると追いだき機能を使ったり湯船にお湯を足したりして、ガス代が余計にかかってしまいます。湯船にお湯を張ったら全員が順番に間を空けずに入れるよう、計画的に入浴しましょう。

5.シャワーを浴びる時間を減らす

シャワーを浴びる時間を少しでも減らすと、ガス代を節約できます。資源エネルギー庁によると、45度のお湯を流す時間を1分短くすると、年間で12.78㎥の節ガスになり、ガス代にすると約2,070円節約できることが分かっています。シャワーを出しっ放しにして体や頭を洗う習慣のある人は、小まめにお湯を止めるよう心掛けましょう。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 風呂給湯器」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/bathtoilet/index.html#1 ,(2025-02-04).

6.節水機能のあるシャワーヘッドに替える

シャワーヘッドを節水機能のあるものに交換すると、節約につながります。節水機能付きのシャワーヘッドは、通常のものよりも空いている穴が少ない、あるいは小さく、排水量を抑えられるアイテムです。また穴が小さい分、水圧が強くなるため、少ないお湯でもしっかりと汚れを落とせます。普段と同じ時間使っても少ないお湯の量で済むので、ガス代の節約につながります。

7.給湯システムは小まめに切る

給湯システムを使わないときは小まめに切りましょう。つけっ放しにしていると、追いだき機能が自動で作動することがあります。また水で手を洗う際にも、給湯システムがついていると勝手にお湯が出ることがあるので要注意です。

多くの住宅の蛇口は左右にレバーをひねることでお湯と水を瞬時に使い分けられるようになっています。しかし、レバーを水とお湯の中間辺りにして水を出すと、給湯器が作動してガス代がかかってしまうことがあるのです。お湯が必要ないときは、なるべくシステムのスイッチを切っておきましょう。

キッチンの11のガス代節約方法

キッチンの11のガス代節約方法

続いて、キッチンでできる11のガスの節約方法をご紹介します。

  1. お湯を沸かす際は給湯器か電気ケトルを使う
  2. 洗い物をする際のお湯は低めに設定する
  3. 食器洗い機を使う
  4. ガスコンロよりも電子レンジや炊飯器を使う
  5. ガスコンロでは大きめの鍋かフライパンのみで調理する
  6. 鍋・フライパンの水滴は拭き取っておく
  7. ガスコンロを使う時間が短い料理を中心に作る
  8. ガスコンロを使う料理は作り置きをする
  9. ガスコンロのバーナー部分を小まめに掃除する
  10. IHに切り替える
  11. 石油ストーブを料理に使う

以下でそれぞれの詳細を見ていきましょう。

1.お湯を沸かす際は給湯器か電気ケトルを使う

ガスコンロでお湯を沸かす際は、水道水を沸かすのではなく、給湯器のお湯を沸かす方がガス代がかかりません。給湯器は熱効率が高いため、ガスコンロと組み合わせて使えば少ないエネルギーでお湯を沸かせます。

またガスコンロではなく電気ケトルでお湯を沸かすのもガス代の節約になります。電気ケトルはガスを使わずにお湯を沸かせる上、お湯が沸騰すると自動で電気が切れるので省エネです。

2.洗い物をする際のお湯は低めに設定する

洗い物をする際にお湯を使いたい場合は、設定温度を低くしましょう。入浴時は熱めの温度設定にしている方でも、洗い物の際にはそこまで高温のお湯は必要ありません。資源エネルギー庁によると、普段の設定温度を40度から38度に下げて1日に2回手洗いした場合、年間で約1,430円の節約になります。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 ガス給湯器」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#2 ,(2025-02-04).

3.食器洗い機を使う

洗い物は、手洗いするよりも食器洗い機を使った方がガス代の節約になります。例えば40度のお湯を使って手洗いをすると、年間で約81.62㎥のガスを使うことになります。食器洗い機であれば、ガスを使わずに電気だけで食器を洗うことが可能です。水道代も安くなるので、毎月の固定費を抑えられるでしょう。光熱費に換算すると、年間で合計約6,470円の節約となります。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 食器洗い乾燥機」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#7 ,(2025-02-04).

4.ガスコンロよりも電子レンジや炊飯器を使う

ガスコンロで調理する時間を短くするために、電子レンジや炊飯器を使いましょう。例えば煮込み料理に使う食材は、電子レンジで加熱して柔らかくしておくことで、煮込み時間を短くできます。以下は、野菜をガスコンロで下ごしらえした場合の年間のガス代と、電子レンジを併用した場合の年間のガス代を比べた表です。

ガスコンロの場合 電子レンジの場合
葉菜(キャベツ、ホウレンソウなど) 約1,350円 約410円
果菜(カボチャ、ブロッコリーなど) 約1,470円 約470円
根菜(サトイモ、ジャガイモなど) 約1,540円 約680円

電子レンジを使えば、葉菜は約940円、果菜は約1,000円、根菜は約860円の節約になります。

また冷凍してある食材を使う際は、電子レンジの解凍機能を使うか、冷蔵庫に移して自然解凍させてから調理すると、ガスの省エネになります。

さらに炊飯器を使って調理するのもおすすめです。炊飯器は熱効率が良いため、強い火力が必要な料理にも対応できます。炊飯器を使ったさまざまなレシピがインターネット上に掲載されているので試してみましょう。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 電子レンジ」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#7 ,(2025-02-04).

5.ガスコンロでは大きめの鍋かフライパンのみで調理する

ガスコンロで調理する際は、大きめの鍋かフライパンを使いましょう。鍋底が大きい方が火がむらなく当たり、熱効率が良くなります。大きいサイズの鍋がない場合は、鍋底から炎がはみ出ない程度の火力で調理すると、無駄がありません。資源エネルギー庁によると、水1リットルを沸騰させる際に強火から中火に替えた場合、年間で約390円の節約になります。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 ガスコンロ」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html ,(2025-02-04).

6.鍋・フライパンの水滴は拭き取っておく

ガスコンロで鍋やフライパンを火にかける際は、底の水滴を拭き取っておきましょう。水滴が残ったまま火にかけると、水滴が蒸発する際に余分なエネルギーが消費されて、熱効率が悪くなります。鍋に付いた水をよく拭き取ってから使うと、鍋底に均一に熱が伝わり、省エネになります。

7.ガスコンロを使う時間が短い料理を中心に作る

ガスコンロで調理する際は、なるべく短時間で作れる料理を選びましょう。例えば煮込み料理は水分が多く、ガスコンロを長く使うため、油のみを使う炒め物や少ない水分で済む蒸し料理などに切り替えるとガスの消費量が少なく済みます。

また揚げ物をする際は多量の油で高温調理するため、強い火力で長くガスコンロを使用します。少なめの油で揚げ焼きにしたり、揚げ物の頻度を少なくするなどして工夫してみましょう。

さらに、ガスコンロで温まった鍋の余熱を使って調理するのもおすすめです。例えば、ゆで卵を作る際にはお湯が沸騰したら火を止め、ふたをして余熱で卵を温めることで中まで火が通ります。

8.ガスコンロを使う料理は作り置きをする

ガスコンロを使う料理はその都度作るのではなく、多めに作り置きする方がガス代の節約になります。大きめの鍋やフライパンで一度に熱を使った方が効率が良く、ガスが無駄になりません。作り置きした料理は小分けにして冷凍保存しておくと長持ちします。作り置きをしておけば再加熱するだけで調理が済み、忙しいときにも便利です。なお、再加熱には電子レンジを使いましょう。

9.ガスコンロのバーナー部分を小まめに掃除する

ガスコンロのバーナー部分を小まめに掃除するのも、ガス代の節約に有効です。ガスコンロのバーナー部分には、調理中の油跳ねや噴きこぼれなどの汚れが付着しやすいです。穴に汚れが詰まるとガスの熱効率が落ち、鍋が温まるまでに時間がかかってしまいます。

拭き取っても汚れが落ちない場合は、使い古した歯ブラシやつまようじで汚れをかき出すのが効果的です。なお掃除をする際は、ガスコンロの火が完全に消えていることを確認してください。使用しているガスコンロの取扱説明書を読んだ上で、掃除をしましょう。

10.IHに切り替える

中長期的にガス代を安く抑えたい場合は、ガスコンロをIHに切り替えるのもよいでしょう。初期費用はかかりますが、ガスを使わずに調理できるようになります。

夜に調理することが多い場合は、夜間の電気料金が割安になる料金プランに入ればさらにお得です。また賃貸物件に住んでいてガスコンロを取り替えられない場合は、卓上IHを使うのも一つの方法です。

11.石油ストーブを料理に使う

冬に石油ストーブを使っている場合は、調理の際にも利用してみましょう。ストーブの上に鍋やフライパン、やかんを乗せて調理すれば、ガス代を節約できます。ただし部屋の中で調理する際は、ストーブの上に乗せている鍋やフライパンを落としてやけどしないよう注意しましょう。また吹きこぼれるとストーブが故障する恐れがあるため、目を離さないようにしてください。

リビングの3つのガス代節約方法

リビングの3つのガス代節約方法

最後は、リビングでできる3つのガス代節約方法をご紹介します。

  1. ガスファンヒーターを使う時間を短くする
  2. ガスファンヒーターの設定温度を下げる
  3. ガスファンヒーターを定期的に掃除する

以下で詳しく解説します。

1.ガスファンヒーターを使う時間を短くする

冬にガスファンヒーターを使う場合は、他の暖房器具と併用して使用時間を短くしましょう。例えば帰宅時や起床時は、ガスファンヒーターで一気に暖めてからエアコンに切り替えると、部屋を暖かく保ちつつガス代を節約できます。

資源エネルギー庁によると、ガスファンヒーターを20度に設定している場合、使う時間を一日1時間短くするだけで、年間約2,050円の節約になります。タイマー機能を使って自動で電源が切れるようにすると、消し忘れを防止できるでしょう。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 ガス・石油ファンヒーター」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#2 ,(2025-02-04).

2.ガスファンヒーターの設定温度を下げる

ガスファンヒーターを使う際は、設定温度も見直してみましょう。寒い冬場に設定温度を高くすると、室温がその温度に達するまでフルに稼働し続けることになり、多くのガスを消費してしまいます。

資源エネルギー庁によると、外の気温が6度のときにガスファンヒーターの設定温度を21度から20度に下げると、年間で約1,320円の節約になります。寒いからといって高い温度にせずに、適温に設定しましょう。ここでもタイマー機能を使い、寒い冬の朝に自動で電源がつくようにしておくと、設定温度を高くしてしまうのを防止できます。

なお、ガスファンヒーターは窓の近くで背を向けるように置くと、部屋を効率よく暖められます。窓の隙間から入った冷たい風を瞬時に暖められるので、部屋を暖かい状態に保てるのです。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 ガス・石油ファンヒーター」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html ,(2025-02-04).

3.ガスファンヒーターを定期的に掃除する

ガスファンヒーターのフィルターや吹き出し口が汚れていると、暖房効率が下がってしまい、ガス代が余計にかかる可能性があります。掃除機でほこりを吸い取ったり、乾いた布で拭き取ったりと、小まめに掃除して汚れを取り除いておきましょう。フィルターの汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた水で洗い、完全に乾かすときれいになります。

なお掃除をする際は、ガスファンヒーターの取扱説明書に従って作業しましょう。

ガス会社や料金プランの見直しによってガス代を節約する方法もある!

ガス会社や料金プランの見直しによってガス代を節約する方法もある!

ここまでは、室内でできるガス代の節約方法をご紹介しました。生活の中でいくつかのポイントを意識するだけで、ガス代を抑えることができます。

ここからは先述した節約方法に加えて、さらにガス代を削減したい方におすすめの方法をご紹介します。

1.支払い方法を変える

まずはガス会社への支払い方法を確認しましょう。紙の振込用紙で支払っている場合は、手数料が上乗せされている可能性があります。郵送する手間を減らす他、環境に配慮するためにもペーパーレス化を進めているガス会社が多く、現在では振込用紙の発行を有料にしているところがほとんどです。

口座振替やクレジットカード払いに変更すれば、振込用紙の発行手数料がなくなってガス代を節約できます。支払い方法を変更すれば割引を受けられる場合もあります。またクレジットカード払いであれば、クレジットカード会社によってはポイントをためられるのでさらにお得になります。

2.ガス会社を変更する

現在契約しているガス会社から新しいガス会社に変更すると、ガス代が安くなる可能性があります。2017年の都市ガスの小売全面自由化により、全ての需要家が自由にガス会社を選べるようになりました。ガス会社を変えてもガスの質は変わらないので、今まで通り利用できます。

ガス会社の変更を検討する際は、自分にとってお得になる料金プランを提供している会社をいくつか選び、相見積もりを取りましょう。見積もりは細かな内訳までもらうと、後から追加料金がかかるといったリスクを避けられます。

3.電気・ガスのセット割プランに変更する

会社によっては、電気とガスをセットで契約すると割引が適用されるプランがあります。現在契約しているガス会社にそのようなプランがないかを確認してみましょう。またガス会社の切り替えを検討する際に、電気・ガスのセット割を用意しているところを中心に探すのもよいでしょう。

電気とガスをセットで契約すると、多くの場合は支払い先も一つに統一できるため、光熱費の管理も楽になります。

なお、電気料金が割引される場合やガス料金が割引される場合、電気料金とガス料金の両方が割引される場合など、会社によって割引内容はさまざまです。契約前によく確認しましょう。

4.オール電化にしてプランを変更する

家をオール電化にしてガス代をなくす方法もあります。電力会社の中には、夜間の電力量料金が割安になるオール電化専用の料金プランを用意しているところもあり、日中は家を空けていることが多く夜間に電力を使うことが多いご家庭におすすめです。またエコキュートなどを併用すれば、電力量料金の安い夜間にお湯を沸かして日中に使えるようになり電気料金を抑えられます。

オール電化にするには初期費用がかかりますが、中長期的に光熱費を抑えたい場合におすすめです。ただし、電気の使い方によってはかえって光熱費が上がってしまう可能性もあるため、オール電化と電気・ガス併用のどちらの方が安くなるのかをよく検討してから変更しましょう。

まとめ

ガス代が高くなったときは、ガスの無駄遣いをしていないか振り返ってみましょう。一般家庭において、ガスはお風呂場とキッチン、リビングで主に使用されます。お湯やガスコンロ、暖房器具の使い方を見直せば、ガスの使用量を少なく抑えられるでしょう。

さらにガス代を抑えたい場合は、ガス会社との契約内容を見直すのも一つの方法です。今よりも安いプランを提供しているガス会社を探してみてください。

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