【2人暮らしにおすすめ】電気・ガスをセットで契約できる電力・ガス会社16選! メリット・デメリットや選び方もご紹介

投稿日:2025/02/28

更新日:2025/02/28

ガスの情報館

2人暮らしの電気・ガス料金を抑えるにはさまざまな節約方法がありますが、電気とガスをセットで契約できる電力・ガス会社と契約するのも方法の一つです。セットで契約することで、電気やガスをよりお得に使える可能性があります。

そこで本記事では、2人暮らしにおすすめの電気・ガスのセットプランがある電力・ガス会社を16社ご紹介します。セットプランに切り替えるメリット・デメリットや節約方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事の内容は2025年2月時点の情報です

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この記事を書いた人

野中 康平
野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

目次

2人暮らしの電気・ガス料金の平均は?

2024年度の2人暮らしの電気・ガス料金の平均金額は、電気料金が12,008円、ガス料金が4,745円でした。過去6年間の2人暮らしの電気・ガス料金の平均金額(全国)は以下の通りです。なお2人以上の世帯のデータのため、2人暮らしのガス料金よりもやや高くなっている可能性があります。

電気料金平均金額(月) ガス料金平均金額(月)
2019年度 10,825円 4,852円
2020年度 10,671円 4,729円
2021年度 10,317円 4,648円
2022年度 12,678円 5,232円
2023年度 12,265円 5,209円
2024年度 12,008円 4,745円

電気・ガス料金ともに、2022年を境に大きく値上がりしていることが分かります。2022年度は新型コロナウイルス感染症による自粛ムードが緩和され、人々の消費活動が活発になり電気とガスの需要が伸びた時期です。また2022年は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて各国がロシア産の資源の輸入を取りやめ、世界的に原油価格が高騰した時期でもありました。日本はエネルギーの燃料・原料のほとんどを輸入に頼っているため、発電にかかるコスト高の影響が電気料金に転嫁され、各家庭の光熱費も打撃を受けているのです。

※参考:総務省.「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯」.https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0002070003 ,(2025-02-05).

【2人暮らしにおすすめ】電気・ガスをセットで契約できる電力・ガス会社16選

ここからは、2人暮らしにおすすめの電気・ガスをセットで契約できる電力・ガス会社を16社ご紹介します。電力会社やガス会社の変更を検討している方は、参考にしてください。

株式会社エネクスライフサービス(TERASELでんき・TERASELガス)

株式会社エネクスライフサービスは、60年以上の実績がある伊藤忠エネクスが100%出資している新電力会社です。電力供給サービスのTERASELでんきに加え、新たにTERASELガスが誕生し、電気とガスをセットで利用できるようになりました。

TERASELでんきを新規契約すると、6つの特典から好きなものを選べたり、月々の電気料金の支払いで楽天ポイントをためられたりします。電気だけ、ガスだけの契約も可能なので、光熱費の削減を検討している方におすすめです。

TERASELでんきとTERASELガスの詳細は、以下の表をご覧ください。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 毎月の電気料金に応じて楽天ポイントがもらえる
  • TERASELでんきの契約時に6つの特典の中から1つ選べる
対象のサービス/プラン 電気 超TERASELプラン
TERASELプラン
TERASELマーケットプラン
TERASELマーケットあんしんプラン
ガス TERASELガス
支払い方法 クレジットカード、口座振替
違約金の有無 なし
※お客さまが供給設備を新設・増設してから1年未満に解約すると、当社が⼀般送配電事業者から⽀払いを求められた⼯事費等をご請求させていただく場合があります
供給エリア 電気 北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
※沖縄県と離島を除く
ガス 東京ガスエリア
Webサイト https://www.terasel.jp/

株式会社CDエナジーダイレクト(CDエナジー)

株式会社CDエナジーダイレクトは中部電力グループの中部電力ミライズ株式会社と、大阪ガス株式会社の2社で設立した総合エネルギー会社です。CDエナジーで電気とガスをセットで契約すると、各料金が0.5%分割り引きされます。

またカテエネポイントや楽天ポイント、Vポイント、dポイントなどをためることも可能です。カテエネとは中部電力ミライズが運営するWeb会員サービスのことで、カテエネポイントは電気料金の支払いや他のポイントへの交換などに使用できます。さらにセット割だけではなく、床暖房や家庭用燃料電池を利用している方向けの割引特典もあります。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気セット割・ガスセット割が使える(0.5%割り引きされる)
  • 電気料金に応じてポイントがたまる
対象のサービス/プラン 電気 シングルでんき
ベーシックでんき
ファミリーでんき
ガス ベーシックガス
支払い方法 クレジットカード、口座振替
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 東京電力エリア
ガス 東京ガスエリア
Webサイト https://www.cdedirect.co.jp/

東京ガス株式会社(東京ガス)

東京ガス株式会社は明治時代からガス事業を行っている、関東の老舗のガス会社です。電気とセットで契約すると、毎月の電気料金の合計額に0.5%を乗じた金額が割り引きされます(定率B)。また動力プランの方向けに、毎月の電気料金の基本料金から275円が割り引きされる定率Aプランもあります。都市ガスと電気の使用場所や契約者が同一であることや、料金を合算して支払うことといった条件があるので、必ず事前に確認しましょう。

電気・ガスセットの特典/割引
  • ガス・電気セット割の基本プラン(ガス・電気セット割(定率B))に契約すると、毎月の電気料金の合計額(税込み)から、当該合計額に0.5%を乗じた額が割り引きされる
  • ずっとも電気3(ガス・電気セット割(定額A))に契約すると、毎月の電気料金の基本料金から275円(税込み)が割り引きされる
  • 電気に新規申込みで電気料金の基本料金が1カ月無料になる(引越し後の継続利用も含む)
対象のサービス/プラン 電気 基本プラン
ずっとも電気3
ガス 一般料金
ずっともガス 他
支払い方法 クレジットカード、口座振替、電子請求(マイペイメント支払い)、振込書払い
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 関東エリア
※離島を除く
ガス 関東エリア
※離島を除く
Webサイト https://home.tokyo-gas.co.jp/index.html

東京電力エナジーパートナー株式会社(TEPCO)

東京電力エナジーパートナー株式会社は東京電力から分社した新電力で、電気・ガスともに供給エリアが幅広いのが特長の企業です。ガスとセットで契約すると、ガス料金が東京ガスの一般料金よりも3%安くなる他、電気料金も年間1,200円の割引を受けられます。またLINEと連携させれば、電気・ガス料金の明細がLINEで確認できる点も便利なポイントです。

電気・ガスセットの特典/割引
  • ガスセット割を契約すると電気料金が年間約1,200円(毎月102円(税込))割り引きされる
  • 東京ガスの一般料金よりも3%安くなる
対象のサービス/プラン 電気
※ガスセット割の適用には、対象の電気料金プランへの契約が必須
スタンダードS
スタンダードL 
夜トク
※地域ごとに対象のプランが異なるため要確認
ガス とくとくガスプラン
とくとくガス床暖プラン
支払い方法 クレジットカード、口座振替、スマートフォン決済(SMS選択払い)、振込用紙(請求書)
違約金の有無 あり
※契約年数が1年間の場合は3,000円(税込)、2年間の場合は5,000円(税込)
供給エリア 電気 北海道エリア
東北エリア
関東エリア
中部エリア
北陸エリア
関西エリア
中国エリア
四国エリア
九州エリア
ガス 関東エリア
中部エリア
関西エリア
九州エリア
Webサイト https://www.tepco.co.jp/ep/

大阪ガス株式会社(大阪ガス)

大阪ガス株式会社は、明治時代からガスの販売を行ってきた関西の老舗ガス会社です。電気とガスをまとめるとガス料金が一般料金よりも約3%割り引きされる他、電気の基本料金が0円になる(新生活応援プランの新生活セット割のみ)など、お得なセット割が用意されています。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気とガスをセットで契約すると、ガス料金が一般料金に比べて約3%安くなる
  • 新生活応援プランを契約して新生活セット割が適用されると、電気の基本料金が無料になる
対象のサービス/プラン 電気 新生活応援プラン
ファミリー応援プラン
ベースプランA-G 
ガス GAS得プラン(まとめトク料金・もっとまとめトク料金)
支払い方法 口座振替、クレジットカード、請求書(振込票)
違約金の有無 なし
※一部のプランは違約金が生じる可能性あり
供給エリア 電気 関西エリア
北海道エリア
東北エリア
中部エリア
北陸エリア
中国エリア
四国エリア
九州エリア
ガス 関西エリア
Webサイト https://home.osakagas.co.jp/index.html

関西電力株式会社(関西電力・関西ガス)

関西電力株式会社は関西地方の大手電力会社です。電気とガスをセットで契約すると、毎月のガス料金が3%安くなり、大阪ガスに比べて初年度は年間約9,600円安くなります。

また電気・ガス料金をWeb上で管理できる「はぴeみる電」の会員に登録すると「はぴeポイント」がたまります。たまったポイントは電気・ガス料金の支払いや、他社のポイントと交換可能です。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気・ガスのセット契約で毎月のガス料金から3%割り引きされる
  • 大阪ガスの一般料金に比べて初年度約9,600円/年、2年目以降は約7,000円/年安くなる
対象のサービス/プラン 電気 なっトクでんき
ガス なっトクプラン
支払い方法 クレジットカード、口座振替、振込用紙(請求書)
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 関西エリア
東京電力エリア
ガス 関西エリア
Webサイト https://kepco.jp/home/

HTBエナジー株式会社(HTBエナジー)

HTBエナジー株式会社は、長崎県にあるテーマパーク「ハウステンボス」から生まれた新電力会社です。ガスは関東・中部・関西エリアへ供給可能で、エリアによっては5%もガス料金がお得になります。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気とガスセットで契約すると都市ガス料金プランが年間1,224円(毎月102円)割り引きされる
対象のサービス/プラン 電気 たのしいでんき
ガス まじめなガス
支払い方法 クレジットカード払い、口座振替払い、払込用紙
違約金の有無 要お問い合わせ
供給エリア 電気 北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
※離島を除く
ガス 東京ガスエリア
東邦ガスエリア
大阪ガスエリア
Webサイト https://htb-energy.com/

小田急電鉄株式会社(小田急でんき・小田急ガス)

小田急電鉄株式会社は、小田急沿線が生活圏の方に向けて電気やガスの供給を行っています。電気とガスをセットで契約すると、電気料金が年間で最大1,800円割り引きされます。また小田急沿線で使えるOPカード(小田急ポイントカード)やOPクレジットカードを使って電気・ガス料金を支払うとポイントをためられるので、小田急沿線に住む方にはお得なサービスです。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気料金が年間600~1,800円(月50~150円)割り引きされる
  • 電気・ガス料金をOPクレジットカードで支払うと小田急ポイントがたまる
対象のサービス/プラン 電気 S(スモール)プラン
M(ミディアム)プラン
L(ラージ)プラン
グリーンプラン
ガス 一般ガスプラン
ガス床暖プラン
支払い方法 口座振替、クレジットカード、請求書
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 東京電力エリア
※一部地域を除く
ガス 東京ガスエリア
※一部地域を除く
Webサイト https://odakyu-energy.jp/

楽天モバイル株式会社(楽天でんき・楽天ガス)

楽天モバイル株式会社は電気通信事業を手掛けており、楽天エナジー(楽天でんき・楽天ガス)という電気・ガス供給サービスを展開しています。電気・ガス料金の支払いで楽天ポイントをためることができ、ためたポイントを支払いに充てることもできます。

また電気・ガスを同時に申込むと楽天ポイントが8,000ポイントもらえるキャンペーンも実施しているので、楽天ポイントユーザーにはおすすめのサービスです。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気とガスをセットにすると利用料金100円につき楽天ポイントが1ポイントたまる
  • 利用料金を楽天カードで支払うと100円につき楽天ポイントが1ポイントたまる
  • 電気とガスを同時に申込むと楽天ポイントが8,000ポイントもらえる
対象のサービス/プラン 電気 プランS(アンペア契約)
プランM(kVA契約)
動力プラン(kW契約)
ガス 楽天ガス supplied by 東京ガス プランS
楽天ガス supplied by 東邦ガス プランS
楽天ガス supplied by 関西電力 プランS
支払い方法 クレジットカード、楽天ポイント
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州エリア
沖縄電力エリア
※一部地域を除く
ガス 東京ガス
東邦ガス
関電ガスエリア
Webサイト https://energy.rakuten.co.jp/

株式会社エルピオ(エルピオ・エルピオでんき)

株式会社エルピオは、1965年に創業した関東の電気・ガス会社です。ガスはLPガスと都市ガスのどちらも取り扱っており、LPガスに関しては50年以上の実績があります。LPガスと電気、都市ガスと電気のどちらとも組み合わせて割り引きを受けられるのが特長です。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気とLPガスをセットにすると200円~350円/月割り引きになる
  • 電気と都市ガスをセットにすると100円~250円割り引きになる
対象のサービス/プラン 電気 要お問い合わせ
ガス LPガス:
エルピオガス・でんきプラン
都市ガス:
スタンダードプラン
床暖プラン/ガス暖お得プラン
支払い方法 電気:クレジットカード ※東京電力エリアのみ口座振替も可能
LPガス:
クレジットカード、口座振替、銀行振込、コンビニ払込
都市ガス:
クレジットカード、口座振替
違約金の有無 電気、都市ガス:なし
LPガス:契約により費用が発生する場合があるため要お問い合わせ
供給エリア 電気 東京電力エリア
中部電力エリア
関西電力エリア
東北電力エリア
北陸電力エリア
四国電力エリア
中国電力エリア
九州電力エリア
ガス LPガス:
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
群馬県
都市ガス:
東京ガスエリア
京葉ガスエリア
東邦ガスエリア
大阪ガスエリア
Webサイト https://www.lpio.jp/

株式会社ミツウロコヴェッセル(ミツウロコでんき・ミツウロコガス)

株式会社ミツウロコヴェッセルが属するミツウロコグループは、およそ100年前から石炭やLPガスといったエネルギーを扱ってきました。近年は太陽光発電システムなどを使ったクリーンエネルギーの供給にも力を入れています。LPガスと都市ガスの両方を扱っており、いずれも電気とセットにして割り引きになるサービスを実施している他、Pontaポイントがもらえるお得なキャンペーンも実施中です。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気とLPガスをセットにするとガス料金が毎月110円割り引きになる
  • 電気と都市ガスをセットにすると、Pontaポイントがもらえる
  • 半年契約を継続するごとにPontaポイントがもらえる
対象のサービス/プラン 電気 従量電灯A
従量電灯B
従量電灯C
ガス LPガス:
一般料金
都市ガス:
標準プラン
まる得プラン
まる得床暖房プラン
床暖プラン
暖らんプラン
※エリアによって対象プランが異なる 
支払い方法 口座振替、振込用紙、クレジットカード
違約金の有無 なし ※LPガスは契約プランによって発生する可能性あり
供給エリア 電気 北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
ガス LPガス:
北海道エリア
東北エリア
関東エリア
山梨エリア
中部エリア
関西エリア
都市ガス:
東京ガスエリア
東邦ガスエリア
大阪ガスエリア
西部ガスエリア
Webサイト https://www.mitsuuroko-vessel.com/

KDDI株式会社(auでんき・都市ガス for au)

KDDI株式会社は2016年にauでんきの提供を開始。電気料金の支払いでPontaポイントが付与されたり、アプリで請求や電力使用量をチェックできたりするお得感や便利さが特長です。

電気とガスをセットにするとエリアガス会社よりも料金が割り引きされる他、au PAY

カードの利用でポイント還元率がアップします。

電気・ガスセットの特典/割引
  • でんき・ガスセット割が適用され、年間1,224円(毎月102円)がガス料金から割り引きされる
  • ガスの利用料金にPontaポイントが還元されるなどエリアごとにお得なサービスがある
    ※エリアごとにサービス内容が異なるため要お問い合わせ
対象のサービス/プラン 電気 でんきMプラン
でんきLプラン 他
ガス なっトクプラン for au 他
支払い方法 クレジットカード、口座振替
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 北海道電力エリア
東北電力エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
北陸電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
沖縄電力エリア
ガス 関東エリア
関西エリア
中部エリア
北海道エリア
Webサイト https://www.au.com/energy/
https://www.au.com/energy/gas/

ENEOS Power株式会社(ENEOSでんき・ENEOS都市ガス)

ENEOS Power株式会社は、ENEOSホールディングス株式会社の100%出資によるエネルギー会社です。電気とガスのセット割だけではなく、ENEOSカードを使えばガソリン・経由代も割り引きされるのが特長です。ENEOSサービスステーションをよく利用する方にはお得なサービスでしょう。

電気・ガスセットの特典/割引
  • でんき・ガスセット割で電気料金が年間1,200円(毎月100円)割り引きになる
  • 電気・ガス料金をENEOSカードで支払うと、電気・ガス料金それぞれから毎月100円ずつ割り引きされる
  • ENEOSが提携しているクレジットカードで電気・ガス料金を支払うと、マイルやポイントがたまる
対象のサービス/プラン 電気 東京Vプラン
東京EV夜とくプラン
東京動力プラン 
ガス 標準プラン
床暖プラン 
支払い方法 口座振替、クレジットカード、請求書
違約金の有無 なし 
供給エリア 電気 北海道エリア
東北エリア
東京エリア
中部エリア
北陸エリア
関西エリア
中国エリア
四国エリア
九州エリア
沖縄エリア
※離島を除く
ガス 東京ガスエリア
京葉ガスエリア
Webサイト https://www.eneos.co.jp/denkigas/

日本瓦斯株式会社(ニチガス)

創業以来ガス事業を拡大してきた日本瓦斯株式会社は、2011年から電力の小売事業を開始、2016年から電気とガスのセット販売をしています。電気とLPガス・都市ガスをセットにすると割り引きを受けられる「でガ割」プランは使用量が多いほどお得になります。

また「でガ割007」プランに加入すれば、実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロにすることが可能です。夜間0~7時の電気料金が割安に設定されているので、EVを自宅で充電している方におすすめです。

電気・ガスセットの特典/割引
  • でんきとガスをセットにする「でガ割」プランに加入すると、毎月300円が割り引きされる
対象のサービス/プラン 電気 でガ割プラン
でガ割007プラン
ガス 都市ガス
LPガス
支払い方法 口座振替、クレジットカード、ビットコイン
違約金の有無 なし
供給エリア 電気 関東エリア
※一部地域を除く
ガス 関東エリア
※一部地域を除く
Webサイト https://www.nichigas.co.jp/for-home

エバーグリーン・リテイリング株式会社(エバーグリーン)

エバーグリーン・リテイリング株式会社は、イーレックス株式会社と東京電力エナジーパートナー株式会社が共同で設立したエネルギー会社です。新電力の中でも老舗に入る実績があり、2017年から都市ガスの供給も開始しています。

電気とガスをセットにすると割引を受けられる他、提供開始から1年間、毎月のガス料金から150円(税込)割り引く「スタート割引」を併用できるため、セット割と併せて一般家庭のガス料金を約9%もお得にできます。WebサイトではどのくらいのCO2排出量を抑えられるのかが可視化されているので、光熱費を抑えつつ環境に配慮したエネルギーを使いたい方におすすめです。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気にガスを組み合わせると、ガス料金から年間1,200円(毎月100円)が割り引きされる
  • 初年度はスタート割でガス料金から年間1,800円(毎月150円)が割り引きされる​
対象のサービス/プラン 電気 基本プラン
ガス e・gasプラン
※電気を利用している方が対象
支払い方法 口座振替、クレジットカード
違約金の有無 プランにより違約金が発生する可能性があるためカスタマーセンターへ要確認
供給エリア 電気 北海道エリア
東北エリア
東京エリア
中部エリア
北陸エリア
関西エリア
中国エリア
四国エリア
九州エリア
ガス 東京ガスエリア
東邦ガスエリア
大阪ガスエリア
Webサイト https://www.egmkt.co.jp/consumer/

株式会社東急パワーサプライ(東急でんき&ガス)

株式会社東急パワーサプライは、東急グループに属するエネルギー会社です。東急線や東急のお店で使える東急カードを利用して電気・ガス料金を支払うと、TOKYU POINTがためられます。他にも東急でんき&ガスの定期点検や無償修理に年中無休で対応する「東急でんき&ガスサポート」が付帯します。

電気・ガスセットの特典/割引
  • 電気・ガス料金でTOKYU POINTがたまる
  • 東急でんき&ガスのLINE公式アカウントと友だちになり、所定の手続きを行うとTOKYU POINTがもらえる
対象のサービス/プラン 電気 従量電灯B
ライフフィットプラン 
ガス 一般プラン
床暖房プラン 
支払い方法 クレジットカード、口座振替
※Web・スマートフォンから申込む場合はクレジットカードのみ
違約金の有無 なし
※プランによっては違約金が発生する可能性あり
供給エリア 電気 関東エリア
※一部地域を除く
ガス 関東エリア
※一部地域を除く
Webサイト https://www.tokyu-ps.jp/

2人暮らしで電気・ガスをセットにするメリット

2人暮らしで電気・ガスをセットにするメリット

電気とガスをセットで契約すると、単独契約にはない割引や特典を受けられるケースがあります。二人暮らしを始める場合や、2人暮らしの光熱費をもっと安くしたいと考えている方は、参考にしてみてください。

セット割・特典が適用されてお得になる

電気とガスをセットで契約すると、セット割やお得な特典などのサービスを受けられます。

電力や都市ガスの小売自由化に伴い、いくつかの電力・ガス会社は両方のサービス提供を開始しました。そこで、電気とガスをセットで契約するセット割が生まれたのです。セット割には電気料金かガス料金、またはその両方が直接割り引きされるものや、ポイントで還元を受けられるものなどがあり、電力・ガス会社によって異なるため、契約する前に必ず確認しましょう。

支払い先を一つにまとめられる

支払い先を一つにまとめられるのも、電気とガスをセットで契約するメリットです。別々の支払い先では支払い日がずれる可能性もあり、家計の管理が面倒になることがあります。支払い先が一本化されると、毎月の光熱費にどのくらいかかっているのかが分かりやすくなり、家計の管理もスムーズになります。

契約・引越しの手続きが一カ所でできる

電気とガスをセットにすると、契約・引越しの手続き先を一カ所にまとめられるので、やり取りが一度で済むこともメリットです。電気とガスの会社が分かれていると、別々に手続きを行う必要があります。同じ会社に電気もガスも依頼すれば一度で手続きが済み、どちらかの手続きが引越しする日に間に合わないといった事態も防げるでしょう。

2人暮らしで電気・ガスをセットにするデメリット

2人暮らしで電気・ガスをセットにするデメリット

2人暮らしで電気とガスをセットにするメリットをお伝えしましたが、場合によってはセットにしない方がよいケースもあります。以下で詳しく見ていきましょう。

供給エリアが限られる場合がある

電気とガスをセットにしたくても、そもそも供給エリアが限られていてできない場合があります。電気の供給エリアは比較的広範囲である場合が多いですが、ガスは一部地域でしか利用できないケースがあります。

電気とガスをセットにすることを見込んで新たにエネルギー会社を選ぶ際は、どちらの供給エリアにも該当していることを確認しましょう。

セットにしない方が安くなる場合がある

セットにするのが必ずしも光熱費の最安値ではないケースがある点も、セットにするデメリットの一つです。セットプランで得らえる割引や特典は確かに魅力ですが、選べるメニューが限られていたりそもそもの価格設定が違っていたりするので、ご自身の電気やガスの使用量や使う時間などを踏まえた上で、セットのパターンと別々に契約するパターンの両方で見積もりを比べてみましょう。

違約金がかかる場合がある

電気・ガスのセット割は、割引を適用する代わりに最低利用期間などが設定されている場合があります。そのため、セット割を契約したものの早期解約をしてしまうと違約金や解約金がかかってしまう可能性があります。

電気とガスのセット契約を検討しているなら、必ず事前に違約金や解約金の有無や、発生条件を確認しておきましょう。

2人暮らしの電気・ガスのセットプランの選び方のポイント

2人暮らしで電気・ガスのセットプランを検討する際は、以下で紹介するいくつかのポイントを押さえておくとスムーズに選べます。

電気・ガスの使用量を把握しておく

セットプランを選ぶ際は、2人で使用する電気・ガスの使用量を把握しておくことが大切です。プランによっては一定の使用量を超えなければ割り引きが適用されないケースもあります。その場合は個別に契約した方がお得になるので、あらかじめ確認しておきましょう。

ライフスタイルに合ったものを選ぶ

2人のライフスタイルに合った電気・ガスのセットプランを選ぶと、よりお得になる可能性があります。例えば日中は2人とも家を空けている時間が長く、夜間に電気やガスを使うことが多い場合は、夜間の電気・ガス料金が安くなるプランを選ぶとお得です。

電気料金が割り引きされるプランを選ぶ

節約の効果を早く実感したい場合は、電気料金から割り引きされるプランを選ぶのがおすすめです。一般的にはガス料金よりも電気料金の方が高くなりやすいので、ガス料金よりも電気料金を安くできるプランを選ぶと節約の効果が表れやすくなるでしょう。

電気・ガスのセットプランに切り替える際の手順

電気とガスのセットプランに切り替える際の手順は、引越しを伴わない場合と伴う場合とで異なります。

現住所のまま契約プランを変更する場合

引越さずに今の住所のままで電気・ガスのセットプランを切り替える手順は、以下の通りです。

  1. 電力・ガス会社のセットプランを比較検討する
  2. 新しい電力・ガス会社にセットプランの契約を申込む
  3. 契約締結後、利用を開始する

セットプランを申込む際は、現在契約している電力・ガス会社名やプラン名、お客さま番号、供給地点特定番号などを用意しておきましょう。なお、基本的には新しい電力・ガス会社が解約手続きを代行するので、こちらから連絡する必要はありません。

引越し先で新たに契約する場合

引越しを伴うセットプラン契約の場合は、一般的に以下の手順で契約を進めます。

  1. 各電力・ガス会社のセットプランを比較検討する
  2. 利用開始日の1カ月~2週間前には新しい電力・ガス会社にセットプランの契約を申込む
  3. 現在の電気・ガス会社の解約手続きを行う
  4. 契約締結後、利用を開始する

引越しに際して新たに電気・ガス会社を変える場合は、引越し当日から利用を開始できるよう、1カ月から2週間前には契約を申し込む必要があります。また引越しを伴う場合は解約予定の電力・ガス会社へ連絡を入れる必要があるため、忘れずに行いましょう。なおガスの開栓は立ち会いが必要です。

2人暮らしで電気料金を抑える方法

2人暮らしで電気料金を抑える方法

電気とガスをセットにする以外にも、2人暮らしの光熱費を抑える方法がいくつかあります。ここでは、セットプランを契約する他に電気料金を抑える方法をご紹介します。

支払い方法を見直す

2人暮らしの電気・ガス料金を節約したい場合は、支払い方法を見直してみましょう。最近は口座振替やクレジットカードでの支払いが一般的ですが、振込用紙を送ってもらうとほとんどの会社で手数料がかかります。支払い方法を口座振替やクレジットカードに切り替えれば、毎月数百円を節約できます。

契約アンペア数を見直す

電気料金を節約したい場合は、現在契約しているアンペア数を見直すのも方法の一つです。アンペアとは電気の流れる大きさを表す単位のことで、アンペア数は自宅にあるブレーカーを確認すると分かります。

契約アンペア数が大きいほど多くの電気を流せるため、たくさんの家電を同時に使えます。そのため契約アンペア数が大きいと電気料金のうち基本料金が上がるのです。2人暮らしでそこまで多くの家電を同時に使わない場合は、契約アンペア数を下げれば毎月の電気料金を下げることができるでしょう。

アンペア数を見直す際は、まず自宅で使用する家電の合計アンペア数を算出しましょう。日本の電化製品は基本的に定格電圧が100Vなので、アンペア数は以下の計算式で算出できます。

アンペア数 = 消費電力(W)÷100V

消費電力は、その機器の最大の消費電力である「定格消費電力」が、取扱説明書やメーカーのWebサイトに記載されています。

合計したアンペア数に比べて契約しているアンペア数が大きすぎる場合は、電力会社に連絡しましょう。ただし、賃貸物件の場合はアンペア数が決められているため、変更が難しい場合があります。またアンペア数を下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるため注意しましょう。

待機電力を減らす

資源エネルギー庁の調査によると、一般家庭の年間の電気使用量4,432kWhのうち、5.1%の228kWhは待機電力が占めているといわれています。全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している電気料金の目安単価である31円/kWhを基に計算すると、年間で約7,068円もの電気料金を支払っていることになります。

使っていない家電のコンセントはもちろん、エアコンやテレビなど消費電力の高い家電のコンセントも小まめに抜いて待機電力を抑えましょう。

※参考:資源エネルギー庁.「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要 P.3 」.https://pps-oita.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/taikiji_2012.pdf ,(2025-02-14).

※参考:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会.「よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?」.https://www.eftc.or.jp/qa/ ,(2025-02-14).

家電を使う際は省エネを心掛ける

家電を使う際に省エネを心掛けることも、電気料金節約の基本です。例えばエアコンは外気温と室温の差が大きいほど、消費電力が多くなります。そのため設定温度を決める際に、外気温との差を意識するだけで、省エネになるのです。

具体的にいくらくらいの違いが出るのか見てみましょう。外の気温が31度のときにエアコンの冷房温度を27度から28度に変更し、1日9時間使用した場合、年間で約940円の節約になります。また暖房の場合は、外の気温が6度のときにエアコンの設定温度を21度から20度に変更すると、年間で約1,650円の節約になります。

テレビや照明もつけっ放しに気を付けるなどして、省エネを心掛けましょう。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 エアコン」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#2 ,(2025-02-14).

省エネ家電に切り替える

現在使っている家電が古い型の場合は、新しく省エネ家電に買い替えると電気料金を節約できる可能性があります。例えば10年以上前の冷蔵庫を使っている場合、新しい冷蔵庫に買い替えると約28〜35%の省エネになります。また白熱電球をLEDランプに切り替えると約86%の省エネになり、大幅な電気料金の節約が見込めます。

家電製品の買い替えに初期費用はかかりますが、中長期的に見れば家計の節約につながるでしょう。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 機器の買換で省エネ節約」.

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/choice/ ,(2025-02-14).

2人暮らしでガス料金を抑える方法

2人暮らしでガス料金を抑える方法

電気料金の節約方法に続いて、ガス料金を抑える方法もご紹介します。どちらも併せて行うことで、光熱費削減の効果も大きくなります。

ガスコンロの使用時間を短くする

ガスコンロの使用時間を短くして、ガス料金を抑えましょう。例えば、煮込み料理に使う野菜の下処理に電子レンジを使うと、ガスコンロを使う時間を短縮できます。

資源エネルギー庁によると、ガスコンロと電子レンジを使い分けた場合、年間の光熱費が以下のように変わります。

ガスコンロで下処理をする場合 電子レンジで下処理をする場合
葉菜(キャベツ、ホウレンソウなど) 約1,350円 約410円
果菜(カボチャ、ブロッコリーなど) 約1,470円 約470円
根菜(サトイモ、ジャガイモなど) 約1,540円 約680円

電気料金は発生してしまいますが、光熱費全体の節約につながります。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 電子レンジ」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#7 ,(2025-02-14).

お風呂にためるお湯の量を見直す

お風呂にためるお湯の量が多すぎる場合は、適量になるよう意識しましょう。いつも湯船に漬かるとお湯があふれるという場合は、水道代だけではなくガス料金も無駄になってしまいます。給湯器のリモコンでお湯の量を設定できる場合は、適量になるよう調整してください。

節水機能のあるシャワーヘッドに変える

節水機能のあるシャワーヘッドに切り替えると、水道代だけではなくガス料金も節約になります。節水シャワーヘッドは、通常のシャワーヘッドに比べて空いている穴が小さいので、水の量は少ないのに水圧は強くなります。そのため、少量のお湯でも満足に洗い流せる仕組みです。

追いだき機能は使わない

日常的に追いだき機能を使っている場合は、なるべく使わなくても済むような習慣を身に付けましょう。冷えてしまった状態から再びお湯にするためには、多くのエネルギーを必要とし、その分ガス料金もかかります。お湯をためたらなるべく間を空けずに入り、追いだき機能は使わないようにしましょう。

ガスファンヒーターの使用時間を短くする

暖房器具にガスファンヒーターを使っている場合は、使用時間を短く抑えるとガス料金の節約になります。資源エネルギー庁によると、ガスファンヒーターを20度で稼働させている場合、使用時間を1日1時間短くすると年間約2,050円のガス料金が削減できます。

例えば起床時や帰宅時など、部屋が冷え切っているときはガスファンヒーターを使って一気に部屋を暖め、その後はエアコンに切り替えると光熱費を抑えられるでしょう。

※参考:資源エネルギー庁.「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 ガス・石油ファンヒーター」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#2 ,(2025-02-14).

まとめ

2人暮らしの光熱費は1カ月当たり16,000円程度です。もしこれよりも多く支払っているなら光熱費を節約できる可能性があります。電気・ガス料金を今よりも抑えるなら、電気とガスのセットプランに切り替えるのも方法の一つです。

電気とガスをセットにすると、料金が割り引きされたり、お得な特典が付いたりします。また契約先を一つにすると、支払いや引越しの際の手続きも一本化できて便利です。

ただし、電気・ガス両方の供給エリアに該当していなければセットプランを利用できないので注意しましょう。

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