スマートメーターの設置がまだ済んでいないお客さまの場合、「TERASELでんき」お申し込み後に、
アナログメーターからスマートメーターへの切替工事が必要になります。
スマートメーターは通信機能を備えたデジタルの電力メーターです。 30分ごとに電気使用量のデータを自動送信していて、一般送配電事業者を経由して、小売電気事業者へ電気使用量が通知される仕組みになっています。2024年度の日本のスマートメーター普及率100%を目標に、順次アナログメーターからの切り替えが進められています。
2016年4月1日より一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになりましたが、電力会社を変更するには、原則スマートメーターの設置が必要です。 まだスマートメーターへの切り替えが済んでいないお客さまは、「TERASELでんき」へ切り替えるタイミングで、アナログメーターからスマートメーターへの切替工事を行います。
スマートメーターへの切替工事では、外壁などに設置されているアナログメーターを取り外し、新たにスマートメーターを取り付けます。 原則工事への立ち合いは必要ありませんが、敷地内への立ち入りの同行、オートロックの解除などが必要な場合もあります。また原則無停電工事ですが、15分程度停電する場合もあります。
「TERASELでんき」へのお申し込み後、一般送配電事業者、または、指定の工事会社から工事日程調整の連絡がありますので、立ち合いや停電の有無などはその際にご確認ください。無停電工事の場合、事前連絡無しで切替工事が行われる場合もあります。
スマートメーターへの切り替えは、原則無償で行います。
ただし設備状況によって別途工事が必要な場合もあり、その分の費用はお客さま負担になります。
アナログメーターの場合は月に1度、検針員による検針作業が必要です。一方スマートメーターの場合は遠隔で検針できるため、訪問による検針作業は必要ありません。 第三者を敷地内へ入れる必要がなくなるため、防犯面での安全性が高まります。もちろん退去時の検針も遠隔で行われるため、引っ越しの際の手間も少なくなります。
契約アンペア数を変更する場合、これまでは停電させた上でアンペアブレーカーを交換する必要がありましたが、スマートメーターを設置すると、アンペア数の変更も遠隔で行えるようになります。室内作業がなくなるため、変更時の立ち合いも原則不要です。
スマートメーターにはアンペアブレーカーの機能が備わっています。電気を使い過ぎるとスマートメーターの内部で電気を遮断、いわゆるブレーカーが落ちた状態になり、約10秒後に自動で復帰します。
Webサイトやアプリから電気使用量を見ることができる電力会社が増えています。これまでの1カ月単位よりももっと細かく電気の使用量を把握でき、省エネや電気代の削減につなげることが可能です。また「HEMS(Home Energy Management System/家庭用エネルギー管理システム)」をスマートメーターに接続すると、家電ごとの電気使用量まで把握できるようになります。